アルバイトで覚えた知識
- 2012年10月03日
- ごじゃっぺ高座
大学1年の夏休み、下宿近所の「鮒忠」という飲み屋でアルバイトをした。確か求人誌で探したらすぐ近所。仕事は厨房の奥で若いアンちゃんたちと焼き鳥の串刺し。同じ重さでやらないといけない。ある時、焼き場から返品。量が多すぎるとのこと。これは私の刺した串。洗い物もした。厨房内をウロウロしてたら、親方らしき人に怒鳴られた。どうも要領が悪く、逆に仕事の邪魔をしていたようだ。廻りの従業員の方が驚いてマアマアと親方をなだめていたっけ。ビールジョッキを適当に洗っていたら、ホール担当の名前まで覚えているがベテラン女性からもっときれいに洗えと注意されたなあ。氷を砕いてほしいと言われた。ピックの元の方を掴んで細かくしていたら、そんな持ち方だと怪我をするぞといわれ、その先のほうを持って、氷を細かくしたっけ。納得。 ヤマかけという、とろろ芋をすり鉢で磨った。大根おろしで最初すると思ったら、すり鉢の廻りで擦る。手が痒くて痒くて、、、その時は酢を付けろとアドバイスされた。味付けも何もしないでお客さんに出していた。そんなもんかしら。東北地方の婆さんが出稼ぎに来ていて、東北弁丸出しでしゃべっていた。穴こさいれろとか、、、何々こという表現。純朴な表現。私に年はいくつだと聞かれたので19歳と答えたら、若いねえ。まだまだ大きくなるよだって。あれから体重だけ増えました。まだまだいくつもあるがまた別の機会に、、、
お茶漬けのご飯の量に驚いた。丼の三分の一の量。そこへ具を載せてだし汁をかける。そこからヒントを得て、大学文化祭のクラス模擬店でお茶漬け屋をやった。女性には浴衣を着せ、お品書きは寄席文字。ノウハウは私が教えた。てっきり優勝すると思ったら、2位だった。1位はある運動部の模擬店。この審査員がその運動部の顧問をやっていて票を裏で調整したようだ。今でもその不正はわすれないぞ。やはり、その顧問はその後、大学入学で不正を働き退職させられたようだ。
一年後の文化祭、一学年下のクラスがまったく同じ方法でお茶漬け屋模擬店を開いた。中国かっちゅうの。でも肝心なところが出来ていなくて、入賞もしなかったようだ。着物だけ着ればいいってもんじゃないんだよ。
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