法務大臣が死刑執行と知った時
- 2012年09月28日
- ごじゃっぺ高座
どの先生が話したか覚えているので中学1年生のときだ。国語と英語を教えてくれた先生。2年になったら転任したので、一年だけお世話になった。厳しくて、教え方が上手で、今でももし、先生になったらあのような教師になりたいもんだと思っている。ただ酒が好きで、自転車から転んで怪我をして、包帯グルグル巻いて授業をした思い出がある。そして短気。ある日突然、真面目な顔をして死刑の話をしてくれた。法務大臣がサインをすると死刑執行とのこと。それまでは裁判で死刑になると、すぐ執行だと思っていた。もちろん執行という表現は大人になって覚えた単語。もうひとつセットで覚えていることがある。ちょうどその先生が話し始めた時、窓際の生徒が日が入るのでカーテンを閉めた。それを見て、じゃまだったら取っちまえと怒鳴った。話し終えたあと、さっきは悪かったなとその生徒に謝ったのが印象的。その生徒も別に、、、と答えていたが、、、その生徒は確か東大へ行ったなあ。
昨今死刑執行の話になると、法務大臣云々という話題になる。中学時代、初めて知ったことを思い出す。
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