他所にはわかる伊那弁
- 2012年09月18日
- ごじゃっぺ高座
小学校、中学校時代の先生がたの口調、そうしとる、やっとる、何だか威厳を持たせるようなしゃべり方だった。先生はそうやってしゃべるのかと、子ども心に思っていた。あとでそれが伊那地方の方言ということがわかった。高校は伊那にあり、その周りから生徒が集まる。その生徒も普通にそうしとる、やっとるというしゃべりをしていたので、そこではじめて知った次第。駒ケ根、伊那から通勤している先生が多かったんだな。当時はほとんど電車で通勤。宮木駅で降りるとすぐ近くに小学校、中学校がある。便利なところだ。でも家庭訪問の交通手段はどうしていたんだろう。今思えば気になるところ。
栃木弁もすごい。イントネーションが違う。でも当地へ来て25年も経つと、そのイントネーションが気にならなくなってくる。近頃自分のしゃべっている言葉のアクセント、どちらが正しいのかこんがらがってくる。
家内があるサークルの仲間の新人さんのしゃべりにどこか懐かしさを覚えたとか。自己紹介の時、な、なんと出身地が私の実家の隣町。仕事の関係で当地に来て、そのまま家を建てたとか。出身高校も実家のすぐ近所。その高校へ通うには、実家のそばを必ず通る。もちろんそこまでは話さなかったそうだが、不思議な縁を感じたとか。私ならそのしゃべりに違和感を感じなかったかもしれない。ということは伊那地方独特のしゃべりってあるんだなあ。栃木の方には違和感を感じるしゃべりだったと思う。
実家の店にも上記の町出身のお客様が来ていたそうだ。当地へ嫁に来て、出身地の町のことやら、これもまた上記と同じ高校の話をしてくれたとのこと。店の者が、偶然だねということで私のことを話したら、それからあまり店に顔を出さなくなったとか。はて、なんでだろう、何でだろう。
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