ごじゃっぺ高座 ごじゃっぺミーハー巡り
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ごじゃっぺ高座

修学旅行の作文


 中学3年生の時の修学旅行は関西だった。何回か見学地の勉強会をやったわりに、いざ本番の時は全く役に立たなかった。お寺が全部同じに見えて、どこのお寺かがわからなかった。清水寺でオズモンドブラザースが見学に来ていたのに出くわした。生徒たちは知っているので騒いだが、担任が不良外人と思ったらしく、そばへ行くなと怒ったなあ。また恩師へハガキを出せと言われていたので、修学旅行に行かなかった先生に、法隆寺の仁王像が先生にそっくりですと書いて出した。今思えば法隆寺に仁王像なんてなかったようだ。学校へ戻ったら、ある教師が全く誰もハガキをよこさないとブータレテいた。出したよとけっこう何人かの生徒がいった。私もその一人。しばらくしてハガキが届いた。後日談があり、私の友人が掃除当番で、ゴミ箱から私が先生宛てに出した「仁王像云々」のハガキを拾ってきた。ったくもう。捨てるなら家で捨てろよ。

 今度は感想文をノート一冊書けと言われた。どうやって書いていいのかわからない。担任がいうには感動したところを書けと、、、別に感動したところなんて一つもない。しいて言えば、オズモンドブラザースを見たことぐらいか、、、でも普段頭の固い担任も、提出しろとは言わず、うやむやに感想文騒動は終わってしまった。他のクラスは書かされたようだ。高校時代の修学旅行、選べるコースで私は京都方面にした。小グループに別れて行動。私はただリーダーに付いて行くだけ。どこを廻ったのか記憶にない。一つだけ覚えているのは、新京極にある「へたな表札や」。そこの親父は好きな書体で表札をその場で書いてくれる。私は「落語研究部」と頼んだ。当時は寄席文字を知らず、勘亭流で書いてもらった。その表札は高校の部室にあり、先ごろ、その看板の持ち主(落語研究会は廃部とか)から戻ってきた。今は高校の近所に住んでいる後輩に預かってもらっている。京都修学旅行に行く少し前、NHKテレビで京都案内をやった。案内人は桂米朝。その米朝が紹介した店。

 今月の東北新幹線9月号の車内無料雑誌のエッセイ。作家は度忘れ。その人も旅行は好きだが、いつも誘われて付いて行くだけ。旅行には親役、子ども役があるようだとのこと。作家は昔から子ども役とのこと。けっこうそれで調和が取れているようだ。エピソードとして、その作家が新幹線に乗っていたら、隣のおばさん連中が、次に降りるよという話題になった。その中の一人が、どこの温泉に行くのと聞いていたとか。わかる気がするなあ。

 大学時代の夏休み、友人たちと京都へ行った。楽しかった。今でも行った場所を覚えている。宿に感想文ノートが置いてあった。そこに書いたことを今でも覚えている。修学旅行で無理やり感動したところを書けと言われたが、辛かった。今回、そういうしがらみがなく、京都旅行に来たが、かえって感動した場所があり、楽しめたと、、、

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