カップヌードルを開けた時の臭い
- 2012年07月18日
- ごじゃっぺ高座
はじめて食べたのは今から40年くらい前かしら。東京で学生をやっていた兄がお土産で持ってきた。いくつかあるがそのうちの一つ。とにかくカルチャーショックの連続。
上京して一人暮らしを始めて2週間目の時、カップヌードルを買ってきてお湯を注いで食べた。そのときの油が悪かったのか、しばらくしてお腹の調子が悪くなった。一人部屋で横になっていた。その時の寂しさったらない。学校へは行ったが、相変わらずお腹の調子が悪かった。5日ぐらい続いたのかしら。夜、母親に電話したら、薬局へ行って薬を買って来いと言われた。母親の声を聞いてから一人部屋で泣いたっけ。で近所の薬屋へ行ってわけを話したら、すぐ薬を出してくれた。すぐ治ったけど、治りかけていたかもね。
それにしてもあの時のカップヌードルの臭いは今でも覚えている。年に一回かそこら食べるが、その臭いを嗅ぐと、一人暮らしのわびしさを思い出す。でもこういった経験を一つ一つ乗り越えて人間はたくましくなっていくのかな。自画自賛。
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