犯人間違い
- 2012年07月03日
- ごじゃっぺ高座
大学病院に勤務していた時だから、今から30年ぐらい前の話。医局から交代で新東京国際空港ビルの地下にある歯科室でアルバイトに行っていた。ちょうど同じ医局の友人が行った時のこと。護送途中の犯人の歯が痛くなり、刑事といっしょにその歯科室へ来た。手錠をしていたので、外して治療。刑事は待合室で待っていたのかしら。そこは出口が一つしかないので逃げられない。今思えば、火事になったらどうするんだろう。それはともかくとして、終わったらまた手錠をして戻って行ったとのこと。ただそれだけの話。ところが医局ではこの話に尾ひれがついて、笑い話になってしまった。
治療が終わったら刑事が来て手錠をして帰って行った。ただ間違えて友人に手錠をしてしまい、刑事も気がつかず、そのまま出て行ってしまった。後に残った犯人がびっくりして刑事を追っかけて行ったというお粗末。
今でもその当時の仲間と会うとこういう馬鹿っ話に花が咲く。
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