ごじゃっぺ高座 ごじゃっぺミーハー巡り
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ごじゃっぺ高座

不思議な後輩


 高校を卒業し、神楽坂にある学生寮に住んだ。東京で学生生活をしている高校の先輩たちが私の下宿によく遊びに来た。高校時代、いっしょに落語研究会にいた後輩が私の下宿に住み始めた。というのは、私が春休みに実家に帰っていたときのこと、下宿に戻ったら大家が後輩が住むんだねと話してくれた。はて、何のことだろう。その後輩は同じ部活の先輩を頼って上京。住むところを世話してくれと、、、、で、知らぬ間に私と同じ下宿人なっていた。まあ、部屋数はたくさんあるのでその先輩が私のところを紹介したんだろう。

 その後輩は大学にはいくつも合格していたが、希望のところじゃないということで予備校へ行くことになった。どこの予備校でもいいということで私の行っていた予備校を紹介。元々優秀なやつで次の年、見事早稲田大学に合格。アルバイトは焼き鳥屋。ところが才能が開花し、店長代理まで上り詰めた。卒業しても焼き鳥屋。もともと勉強が好きで、早稲田大学に8年在籍した。バイトに精を出し過ぎたのかしら。住んでいた学生寮を私が出ると言ったら いっしょに出てお互いまた神楽坂に住んだ。新しい私の部屋には電話をひいた。当時は携帯なんていうのがなかったので、その後輩は実家への電話は、私の部屋に来て話していた。そんなわけで、私の部屋の鍵は後輩も持っていた。

 あるとき、私の母が上京し、下宿に泊った。夜中、突然後輩がくわえ煙草で部屋に入って来た。母親が驚いたのはいうまでもない。私の結婚式の時は、受付を頼んだ。結婚しても神楽坂に住んでいたので、よく新居に夕飯を食べに来た。子どもと遊んでもらったりして助かった。そのうちに父上からもう帰ってこいという連絡が入り、実家の駒ヶ根へ戻った。

 そこで婚活を始めた。いいお相手がいてしばらく付き合ったようだ。でも最後の一言が言えなくて、周りの友人たちが心配。そこで私に相談した方がいいと言うことになり、どうしたらいいかと、、、、私も失敗を恐れるなとアドバイス。その通りにしたら本当に失敗してしまった。それから立ち直れなくなり、、、、高校の部活のOB会に出席すると今でもそのことで、みんなから私が責められる。一番悪いのは私の下宿を紹介した先輩なんだけどね。その後輩からは毎年リンゴが届く。おいしいんだなあ。先日はお約束の大田原の地酒セットを送った。

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