開演直前のハプニング
- 2012年06月03日
- ごじゃっぺ高座
昨日は川柳川柳独演会。36回目を迎えると慣れが出てきて緊張感が無くなってくる。これが一番危険でハプニングが起きないことを祈って準備している。当日、昼に会場となる法真寺へ従業員と行き準備。法真寺様がもう高座を作ってくれていた。演目は演者のお任せだが、たぶん「ガーコン」をやると思い、高座の上に立ちゆすったりして安全の確認。聞くところによると、以前キャシャな高座ごと転がり落ちたという逸話もある。御歳81歳の川柳がそのせいで骨折でもしたら大変。
さて、新幹線へ乗ったと思った時間に弟子のつくしから携帯。乗り遅れたとか。川柳は携帯をもっていないし、新幹線の中での呼び出しはできないとのこと。師匠はたぶん乗ったと思うとのこと。さっそく到着時間に車で那須塩原駅。虫の知らせか、普段気にしないタイヤを見たら、一本見事にパンクしていた。改札へ川柳が一人で現れた。つくしのことを話したら、隣に座っていなかったので心配していたとか。いざとなれば川柳一人でも落語会は出来る、と思ったら大間違い。川柳の着物は弟子が持ってくるとか。拙宅で師匠圓生のことやら、素人ではとても知ることのできないエピソードをたっぷりと話してくれた。一時間あとにつくしが到着。ひら謝り。そりゃそうだ。雷でも落とすかと思ったらやさしい師匠だった。車は家内のを使い、世話人たちには会場まで歩いて行ってもらった。開演10分前に到着。100ぐらいのお客様。当日も13人チケット。ありがたい。和尚様も川柳に高座には充分注意してほしいと念を押していたっけ。
つくしはもともと美人なところへ着物姿。美しい。自作自演「健康診断に行こう!」川柳「TVグラフティ」仲入りを挟んで、抽選会、川柳「大ガーコン」やはり最後は立ちあがった。当寄席名物質問コーナーも大爆笑。あるお客様は軍歌を聞いて、直前で中止になった特攻隊の父を思い出したと話してくれた。
さて、恐れている拙宅での打ち上げ。川柳は落語界では酒癖の悪さで有名。焼酎が好きで、つくしが薄く作ったら、ダメだと言って自分ですっと立ち上がり隣のテーブルにおいてある焼酎を薄めずドボドボっと自分で入れ、一気に飲んだ。つい一か月前にタクシーと接触して回復途中。正坐が厳しいと言っていたが、フットワークがいい。その度につくしが師匠にほどほどにと言っていたのが印象的。薄めずに何杯も飲んでいたが、荒れなかったなあ。最終新幹線で帰った。お客様に感謝。法真寺様、いつも差し入れや駐車場整理のますやパン店様。チケット販売、打ち上げ準備、また駐車場整理の大吉屋文具店様、院長の趣味に毎回付き合わされている当院のスタッフに感謝、感謝、感謝。
さて本日、近所の修理屋へ連絡。すぐやって来て車ごと運んでパンク修理。一時間もかからずまた持ってきた。1センチぐらいのネジ釘が刺さっていたとのこと。見せてもらった。だったら昨日修理できたんだ。そこまで頭が廻らなかった。
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