ごじゃっぺ高座 ごじゃっぺミーハー巡り
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ごじゃっぺ高座

絵心のある人がうらやましい


 小学校のときは図画工作、中学は美術っていうんだっけ あの時間は面白かった。特に絵はまわりの人のを見ると、何じゃこれはと思うのがあり、それがかえって不思議だった。なぜそう書くんだろうと、、、学年が上がるにつれ、中学になると絵が苦手になってきた。自分の実力がわかってきたから、、、クラスの中で誰が見ても上手いという絵がある。どうしてそう見えるんだろう。たとえば、白い壁を描く。私はただ白絵具できれいに塗る。ところが上手いというヤツの絵を見ると、筆でタッチっていうのかしら、それで白色を塗っている。私の描いたのっぺらぼうの白と違い、なんか違うんだなあ。

 美術の時間、一人一人書いた絵を前へ出して、みんなの前で美術教師が批評をした。おまえのはヘタだとかそういう表現はなくて、勢いがあるとか、躍動感がるとか、、力強さがあるとか、わけのわからん批評をしてくれた。上手いヤツにはタッチがいいとか、生き生きしているとか、迫って来そうだとか、、、子ども心に褒めているんだなということはわかったが、正直聞いていてチンプンカンプン。私の場合、躍動感とか、勢いとか、抽象的な表現で褒めてくれたようだ。要するに褒めようがなかったんだな。美術の成績はもうひどかった。高校入試には、私の時代、英語、算数、国語、そして社会の4科目だけだった。この理由はまたいつか書くことにして、その数年前までは9教科だった。もし9教科だったら、もうひとつ壊滅的に出来なかった不器用な私に苦手な教科、技術家庭科の点も加わり、落ちただろうなあ。よかったよ、4教科で。

 高校時代、芸術教科は選択だったので、迷わず音楽を選んだ。音楽は手前味噌だが、自信があった。好きだったし、、、。それ以来絵筆は握ったことがない。大学時代、解剖等で、それをスケッチする実習があった。私のスケッチは見えたものをそのまま書いたというだけ。一人うまいヤツがいて、どうしてそんなところまで見えるんだろうと、今でもヤツのスケッチを覚えている。ヤツは美術部にも入っていた。

 中学の美術の教師にタイムスリップして聞いてみたいことがある。躍動感とか、勢いとか、もっと具体的に、私の絵を手直ししてもいいから、先生の筆を入れてほしかった。躍動感とはどういう色なのか、どういう形なのか、、お互い価値観がちがうんだから、ただ漠然と言われても感じ方が違うんだなあ。修正不能を察しろと言われるかな。なんでも鑑定団に出る骨董とか絵画収集を趣味とする人。あの番組はおもしろい。でも集める人の気がしれない。そういった趣味が私に無くてよかったと思う。あ、これは美術教師を褒めるべきか。

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