やっと聴き終えた落語CD300枚
- 2012年05月24日
- ごじゃっぺ高座
3年ぐらい前に大田原図書館で落語CDを発見。私自身も落語テープをかなり集めた。これはもう、その昔、「写落」という落語音源マニアグループがあり、そこへ入会して飛躍的に増えた。私なんかまだまだヒヨッコと思っていたら、けっこう注目され、私が昔テレビラジオで録音した珍しい音源などをダビングしてテープ交換をした。増築の時、それ専用の引き出しをたくさん作ってもらい、今でもそこに入っている。
30年近く前、桂米朝古典落語全集というレコードを高校時代の先輩が全部持っており、それを全部テープにダビングさせてもらった。それを音楽CDに入れなおし、全部聴き始めた。その時、大田原図書館で「立川談志ひとり会」のCDを発見。かたっぱしから聴いた。足りないCDは大田原図書館へリクエストを出すと、宇都宮図書館経由で借りられる。そのあと、「立川談志プレミアムベスト」を借り、最後は「談志百席」 その後は「圓生百席」 どういうときに聴くかというと車の中。「圓生百席」は当初レコード発売。30年近く前だったろう。とても買えなくて数席だけレコードが家にある。今は全部CDになっているので、これも片っ端から借りて、本日全部聴き終えた。落語関係の雑誌の上記のCDの宣伝がよく載っているが、図書館で借りられるので、知ってる人は買わないだろうなあ。
圓生百席の最後のほうは長編シリーズ。これが聴きだすとおもしろい。牡丹燈籠(お露と新三郎、お札はがし、栗橋宿、おみね殺し、関口屋ゆすり、)これからどうなるんだろうというところでこのシリーズは終わり。次に、乳房榎、これは人の女房に恋をしてしまい、今でいうストーカーの元祖みたいな作品。次に髪結新三、梅若禮三郎、松葉屋瀬川、双蝶々、札所の霊験、最後は真景累ヶ淵(宗悦殺し、深見新五郎、豊志賀の死、お久殺し、お累の婚礼、勘蔵の死、お累の自害、聖天山)これも後続きがきになるところで終わり。男女間のドロドロした関係を圓生は巧みに語っている。元々は三遊亭圓朝の作。明治時代に活躍した落語家。タイトルだけは知っていたが、舐めるように聴いたのは初めて。ひと段落したら、今度は古今亭志ん朝のCDを借りよう。でもほとんど持っているので、足りないCDを聴いてみたい。いやらしい自慢だ。
合計三百枚くらい聴いたのかしら。これらが全部スピードラーニングなら、石川遼選手みたいに、今頃は英語ペラペラだろうなあ。
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