業界用語
- 2012年04月10日
- ごじゃっぺ高座
落語界では真打には名前の下に師匠をつける。講談、漫才等は先生をつける。古典芸能の習いごとでも正式には師匠と呼ぶのかしら。私みたいな一般人も落語家と個人的に会うときは、師匠と呼んでいる。
我々の業界もそうだ。どんな馬鹿でも先輩には先生と呼ぶ。後輩であまり付き合いのない歯医者にも先生と呼んでいる。でもこれは業界内だけの尊称であり、カタギの方がいちいち呼ぶときに先生なんてつけなくてもいいと思う。
大学を卒業し国家試験に受かると、途端に先生と呼ばれる。落語家とおなじだよ。同窓会案内通知にも先生と書く。これは先輩が多いのでしかたがない。でも以前、同級会の案内通知に先生と書いてあったので、幹事に同級生なんだから、先生なんて書くなと言ったことがある。
その昔、大学の先輩夫婦と会った。先輩は私のことを呼びつけ。私は先輩のことを先生と呼んだ。そこまでは狭い業界では当たり前。ところがいっしょに付いてきた私より若い奥さんが、私のことを君付け呼んだ。オイオイ、勘違いしてんじゃないのか。奥さんと私とは先輩後輩でもないし、それに歯医者じゃないだろう。こういった業界で暮らすには、奥さんも同業者には先生と呼ばなくてはいけないんだよ。最低でも同業者には「さん」を付けろと言いたかった。
私もエステシャンをしている時は弟子やお客様には先生と呼ばれます。どして先生なんだろ
コメントありがとうございます。
仕事中にそうよばれるのはしょうがないと思っていますが、近所の寄り合いのとき、先生と呼ばれると何だか変な感じがします。