栃木訛りもいいもんだ
- 2012年04月01日
- ごじゃっぺ高座
NHKTVで群馬栃木特集をやった。栃木県民の歌を初めて聴いた。昭和37年に制定されて、小学校の音楽の時間などに習うとのこと。知らないなあ。ウチの子も歌ったところを見たことがない。足利出身で現在名古屋在住の音楽家が作曲したそうだ。やはり長野県の県歌「信濃の国」のほうが存在感がある。まあ、比較してもしょうがないが、、、
町内会旅行で海へいった。栃木県は海無し県なので海に憧れる。私の育った長野県も同じ。海を見て「きれいな膿だ」といったのが忘れられない。どうもアクセントが逆になるんだなあ。栃木へ越してきて25年ぐらい経つが、まだアクセントには敏感に反応してしまう。
方言もあり、最初は戸惑ったが今ではけっこう慣れて来た。近所の葬儀に出席したときのこと。出棺で町内会長が役付けを発表た。役付けというのは、お墓にもろもろの物を持っていくが、それを持っていく人をひとりひとり発表する。会長はかなり緊張していて、マイクを持って「名前を言われた者は前サ出て」といった。「前サ?」 前へという意味。当地ではどこどこへという「へ」に当たる言い方を「サ」と表現をする人が多い。あんたがたどこさ、肥後さ、肥後どこさ、、、の「さ」と似ているかもね。
もうひとつの葬儀に出席したときのこと。町内会長が役付けを発表し、生花を何人かの方に持って行ってもらう段取りのとき、その生花(セイカ)を「ナマバナ」と読んでしまった。ひとりひとり「ナマバナ」誰誰と言ったので、回りでは笑いをこらえるのに必死だった。この町内会長も緊張していて、普段あまり読まないような漢字なので、そういう表現をしてしまったのかもしれない。私も案外、ナマバナと読んだかもしれない。
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