ごじゃっぺ高座 ごじゃっぺミーハー巡り
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ごじゃっぺ高座

稽古場横綱


 いまの相撲取りは名前がよくわからん。日本人大関がいるそうだが区別がつかない。その点、モンゴルの横綱や、大関は知っている。鶴竜は最近名前と顔が一致した。彼もモンゴル出身とか。親が大学教授。すごいなあ。

 私の小学校での遊びはもっぱら相撲。休み時間相撲ばかりしていた。けっこう強かった思い出がある。同じクラスにTという私と同じ体型の子がいた。彼は相撲が強いというより上手だった。しかし私のほうが強かった。たまに体育の時間に相撲をやった。いつも通り順調に勝ち進み、決勝は私とTになる。で結果はいつも私の負け。敗因はわかっている。普段の相撲は紳士協定があり、押し、と投げ技で勝負する。ツッパリはご法度。決勝に残るとTはツッパリでやって来る。私はツッパリに弱いのだ。決勝で何回対戦しても私は負けた。体育の時間、相撲で決勝戦でまた当たることになった。今度は観客も多い。女子も見ている。

 そこで一計を案じた。どうせツッパリで来るんだから、立ち会いに変化しようと、、、思った通りツッパリで来たので変化して後ろに回り押し出した。Tは中学に入ってバスケットに入った。身長も伸びてかっこよくなった。私は中学で柔道部。それで体型が固まっちゃったよ。

 長男が小学校6年のとき、地元の相撲大会で横綱になった。体格は小さいので、前もって相撲のやり方を教えた。対戦相手は皆大きな子ばかり。みていたら、相撲のやり方がわかってない。その大きな子たちが相撲を覚えれば、長男はひとたまりもなかったろう。

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