ごじゃっぺ高座 ごじゃっぺミーハー巡り
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ごじゃっぺ高座

泥棒なんだなあ


 このブログも内容には気をつけて言葉を選んで書いている。でも泥棒には気を遣わなくてもいいだろう。落語のマクラでもいうが3ぼうと言って、この三つのことは寄席で悪口をいってもいいそうだ。けちんぼう、第一寄席には来ない。でも関係者がいたらお詫びします。つんぼう、聞こえない。もし身内などにいたら謝ります。どろぼう、もしご親戚にいたら謝り、、、

 都内で勤務医をしていた時のこと。院長が歯科助手学校の役員をしていた。そういう関係で学生が春と秋に医院に実習にやって来た。春にやってきた実習生A子、一通り仕事をさせて、受付までさせた。明るい子で、でもちょっとお調子者というイメージがあった。A子が帰ったあと、受付がお金が合わないと言い出した。一万円合わないのだ。従業員ももう一人の勤務医、私も財布に入っていたお金が無くなっていた。私は五千円札。当時はロッカーなんてものはなく、控室の押し入れみたいなところに着替えをおいて、そこにバックとか、私服の中に財布を入れておいた。共通していることはA子が来た時だ。でも証拠がない。実習期間が終わった。そこの学校の夏休みに、A子から医院に電話があり、アルバイトをさせてほしいと要望があった。もちろん、院長は足りてますといって丁寧に断った。

 秋の実習生がやってきた。春に来たA子の実習先を聞いたら、院長の知り合いの歯科医院。院長がまさかとは思うが、盗癖があるので注意しろと電話でアドバイス。そこの院長も一計を案じておとり捜査ではないが、控室に千円札を無造作に置いて、両面テープで貼っておいた。A子がその控室に行ったら戻ってこない。院長が行ったら、千円札がない。従業員と探したらトイレにいて、そこに破れた千円札が落ちていたとか。従業員がすぐ警察に電話して、、、結局A子は退学になった。盗癖のある子は目ざとくお金を見つけるもんだ。

 今何してんだろう。名前は覚えている。盗癖なのでまたどこかで同じことをやっているかな。覚せい剤と同じか。大学の同級生も医院内でお金が紛失し、犯人探しは止めて、従業員を皆解雇したとか。従業員の母親が抗議に来たという話を聞いたことがある。その母親の気持ちはわかるなあ。同級生も苦渋の決断だったと思う。泥棒はいるんですよ。私は他にも経験したことがある。これはまたいつか。

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