神保くんのこと
- 2012年03月23日
- ごじゃっぺ高座
母校は辰野西小学校。1年から4年までは仁組。5年から6年までは勇組だった。母校の小学校は開校当初からクラスの名前は、知、仁、勇、義、信、忠という分け方。どこかで聞いたことのある名前ですね。今も同じ名前で分けているようだ。
5年からクラス替えがあった。勇組になって神保くんという名前の子といっしょになった。いっしょのクラスだった子は知っているが、私は初めて知った名前。名前がおもしろかったので、「ちんぼ、ちんぼ」といってからかった。名誉のためにいっておくが、私も含めてですよ。ある時、ちんぼくんと言ったら、悲しそうな顔をして、もうそういう言い方やめてくれないか言われた。他の子にも言っていたようだ。どうして?なんて野暮なことは聞かなかった。それ以来、クラスではちんぼという言い方は無くなった。彼はいいやつで私とよく遊んだ。
5年になりしばらくして、新しい音楽の先生がやって来た。男の先生で、自己紹介のあと、一人ひとりの名前を呼んだ。神保くんと名前を呼んだあと、君はチンボだなと言って笑った。クラス内はシーンとしていた。チラッと神保くんの顔を見たら、悲しそうな顔をしていた。やけに記憶に残っている。
おっかない先生、おもしろい先生、やさしい先生とか、そういう図式が私の頭の中にあった。先生という人種は人を教え導く優秀な人がやっていると思っていたが、考えが変わった。いろんな教師がいるもんだ。でもこの先生も別に悪気があったとは思えないが、、、
女優の神保美紀、最近は何をしているんだろう。同じような名前を聞くと小学校時代にフラッシュバックする。
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