外面の礼儀
- 2012年03月21日
- ごじゃっぺ高座
今日から選抜。地元が出場すれば勝ってほしいし楽しみにしているファンもいるだろう。天邪鬼の私はどうも斜めに高校野球を見てしまう。どの部もそうだと思うが、特に野球は練習が厳しい。また根性とか、まあ精神主義を貫いているようだ。もちろんそれはそれでいいと思う。そして礼儀も厳しい。
そこからが私の本題。母校の高校にも野球部があり厳しい練習をしていた。野球部員全員とはいわないが、授業態度の悪い輩がいた。体育授業の前は全員で体育館のぞうきんがけ。しかし、やつらはずっとバスケット。誰も注意はしなかったが、今でもその場面を覚えている。しかし監督の前とか、試合の時などはやけに礼儀正しかった。
高校野球部員の治療をすることがあった。本人ではなく、親から治療の依頼。それも休めないので診療時間のあとに診てほしいと言われる。本来ならば野球と治療とどちらが大事ですかと言いたいところだが、しぶしぶ診てしまう。何人か診たことはあるが、共通していることは、痛みが止まれば連絡もなしに来なくなるということ。ひどいときは、試合が終わるまで待たされて、やっと来院。次回の予約はするがすっぽかす。野球のほうが大事ということか。親はそのことを知っているのかしら。どうも特権意識があるようだ。世間じゃ通用しないぞ。野球の礼儀の前に常識を学習してほしい。
私の子どもは小中と野球をやっていた。その子どもたちの試合等を親が見に行くと帽子を取って挨拶をしてくれた。その姿に感激していた父兄もいたが、普段会うと知らん顔。野球の時より普段の礼儀が大事なのに、、、。私の子どもにも注意したことがある。
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