チャンコ修業 ある親方の話 再々読破
- 2017年09月09日
- ごじゃっぺ高座
購入したのは、昭和47年3月6日 上修 本の裏表紙に書いてあった。これは恥ずかしながら伊那上条書店のこと。どうも上条を修と覚えていたらしい。こりゃ、やはり国語が出来ないはずだ。亡くなった親父は何かを買うとそこに買った日付を書いていた。どうもその遺伝かどうか、自分も本の裏表紙に購入日と店の名前を書いていた。今もけっこう本は購入するが、いつごろから書かなくなったんだろう。一つは読み終えたら売るという楽しみがあるからかな。高校2年のときに買った本。今も実家はそうだが、家で読んでいた新聞は信毎。信濃毎日新聞のこと。そこに紹介してあった。
相撲が好きなので買ったのかしら。で主人公の相撲取り、当時親方になっており、その食べたものを新聞記者が聞いて上梓したというわけ。その親方の現役時代のしこ名が「阿久津川」失礼ながら、当時は変な名前だと思っていた。ところが何の因果か、栃木人になってしまい、当地には阿久津さんという名前がなんと多いこと。
再々読破となっているが、もっと読んでいるはず。作者であるこの親方は普段食事に気を付けているがイカソーメンだけは許してもらいたくさん食べるとか。また信州で鯉を食べたが、そこの店の主が鯉の本当の美味しい食べ方は焼いて食べるという話。私も信州人で鯉はよく食べたが、そんな食べ方があるのかしら、、、
親方になって戦時中は栃木県の山で開墾をしていたとのこと。はてどこだろう。そこでどうしても読みたいカ所があった。力士仲間が鳥を食べていた時のことだ。一人の力士が若手に骨もしっかり食べろと号令をかけたところ、先輩力士が嫌がらせで、じゃあ骨はみんなそいつのところへ持っていけと言ったそうだ。そして骨のたまったところを見て、じゃあ食べろと、、、、言った手前、ふてくされながらバリバリ食べていたという件。そこが読みたくて、読みなおしていたが、気が付いたら全部読み終えてしまった。私の記憶間違いかしら、、、
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