葬祭場での落語会
- 2015年01月20日
- ごじゃっぺ高座
いろんなところで落語をやらせて頂いている。典型的な素人落語。でも皆さんに喜んで頂ければ満足しているという単純な男です。今回はなんと葬祭場。月一回、会員様対象にイベントを行っており、今回は初めての試みで私の落語となった。普段お葬式などで利用するので、その道のプロの職員の方たちが接待をしてくれた。冗談抜きでやりやすかった。というより、やりやすい雰囲気を作ってくれた。
場所によってはやりにくい会場もある。主催者が落語のことがまるっきりわかっておらず、どうも酒を飲みながら聴くもんだと勘違いしていたところもあった。乾杯のあと、酒を注ぎまわっているところで落語を披露したことが何度もあった。落語なんてのは素人がやってもそれなりの会場設定をすれば笑ってくれるもんだ。ところが宴会の最中では落語は誰も聞いてくれない。主催者もあきれ返って次からお声がかからなくなった。そこはプロなら別なやり方をするかもしれないが、私みたいな素人はそれが出来ない。
で今回はお客様がしっかり聴いてくれた。それもあるお客様は噺に入り込んじゃってイチイチ私の小噺に話しかけてくる。あのねえ、これはフィクションなんだから信じちゃだめだよと高座から言ってしまった。バカ受け。出し物は長編人情話「勘定板」ってか。
しかしまさか自分が葬祭場の主役になるとは、、、まだ生きているのに、、証拠の写真をお見せする。なお、自分の顔をわからない様に加工してあります。あしからず。まるでギャングだね。
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