久々の鯉料理
- 2014年10月14日
- ごじゃっぺ高座
先日実家で母親の一周忌法要があった。早いもんだ。実家のすぐ近くにある長久寺で住職による読経。この寺はもう子供時代からの遊び場所。それと今の住職は学年もいっしょで幼馴染以上の間柄。この一年、住職にはお世話になった。でも昔を知っているだけに少々複雑。その上の父親である先代住職夫妻も健在。先代にますます似てきた。しっかりしたお経をあげてくれる。いったいどこで修業したんだろう。今回塔婆を書いてくれた。あまりの達筆に印刷かとボケをかましたら、そうだよ、、、てなわけないじゃんと言われたっけ。塔婆がいくつも並んでいた。同じ内容だが、本当に字体が違う。先代住職も字が上手だった。今の住職も上手。うらやましい。
場所を変えて、割烹で出席者と食事。食べきれないほどの料理。そこに鯉の甘露煮が出た。懐かしい。小さいころから何かにつけ、鯉を食べた。亡くなった母がよく作ってくれた。大鍋に入れて煮る。噴出さない様に新聞紙をかぶせていたなあ。その場面を思い出す。鯉は元々小骨が多い。それを避けて食べるのもテクニック。小さいころから自然と覚えた。皮がおいしい。食べきれないのでパックにいれて実家へ持ってきた。その日の夕飯はみんなで持ち寄った残り物、、、、ところが手を付けてない鯉の甘露煮ばり、、、私の子どもたちや、実家の子どもたちはことごとく箸を付けなかった。
理由は簡単。食べ慣れていないからとのこと。それに小骨が多い。これは親の責任だと思う。私はしっぽの近くの部分を食べた。もう皮まで食べ、残ったのは骨だけ。もちろん小骨もうまく取っ手食べた。以前町内会旅行で銀山温泉へ行った。そのときも鯉の甘露煮が出た。皆さん手を付けなかった。私に食べろと、、、栃木人は鯉料理が苦手なようだ。
鯉コクも美味い。どういう字を書くんだろう。以前佐野にある満願寺を参拝したときのこと。参道わきの蕎麦屋に入り、鯉こくを注文した。どうもすまし汁だったかもしれない。生臭かった。帝釈天参道の店でも鯉こく注文。ミキサーにかけたようで、鯉の形が見当たらない。しっかり形が残っていないとね。どこで食べられるんだろう。実家のある辰野町の小佐加という鰻料理屋にはあるけど他はどうかしら、、、
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