玄米は今じゃ高級食材だが、、、
- 2013年02月25日
- ごじゃっぺ高座
親父が亡くなってしばらく経ったころ、母親の体調がすぐれなくなった。まあ、年齢的にそういう時期と重なったと思う。母親は知り合いからのアドバイスでごはんを玄米にした。兄、姉は都内で学生生活。家では母と二人暮らし。圧力釜を買ってきて、3食玄米にした。
ベトッとした触感。何だかもみ殻といっしょに食べているようだった。圧力釜で炊いた玄米。カレーにかけるとおいしいとかいわれたが、なんと申しましょうかだな。高校の弁当には当然玄米。周りの連中が珍しがって、分けたことがある。
休みに兄たちが帰ってきた。兄は玄米ギブアップ。で、そのときは普通のごはんに戻した。何だかホッとした思い出がある。いつまで玄米を続けたんだろう。
戦中、戦後の食糧不足の時、イモやカボチャばかり食べていたという話を聞いたことがある。そのおかげで今ではトラウマでそれらが嫌いになったという話も聞いた。
まさに私の玄米がそれだ。今、たまに白米に玄米を混ぜることがある。十黒米とか、まあ、いろんな食べ方がある。白米に玄米なら、おつな味。それが玄米に白米ならどうだろう。私の場合は青春時代、100%玄米。このおかげで丈夫になったかもしれないが、何だか大根飯ではないが、懐かしいのを通り越して、我慢して食べていたという記憶がある。
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