ごじゃっぺ高座 ごじゃっぺミーハー巡り
  • 0287-65-2830
  • 〒329-3153
    栃木県那須塩原市大原間403-6
    那須塩原駅東口徒歩3分
  • 診療
    時間
    日祝
    9:00

    13:00
    14:30

    18:00
    ※土曜日の診察時間は17:00までとなります。
    ※木曜日は不定休です。
  • 設備
    駐車場4台完備
    車いすの患者様スロープ完備

ごじゃっぺ高座

床取


 当地では床取(とことり) 関東では床番(とこばん)というらしい。墓穴をh掘る人のこと。当地に越してきて26年になる。隣組制度があり、葬式があると手伝う。もう何回手伝ったろう。その時、順番で床取をする。これはもうノートが出来ていて、前回は誰々がやったので次は誰になると葬儀準備の時、組長から発表がある。火葬なので、今の時代はお骨を入れるため、お墓のフタをどけるか、あるいは周りのお掃除をすることぐらいが役目。でも葬祭場で最近はほとんどやるので、床取は名前だけの役。また葬儀の日に納骨をせず、後日当家で納骨をすることもあるのでやることがない。

 私の組では床取の発表があっても実際はお年寄りの方がやってくれる。その代わり私の役目はいつも帳場。当地では帳場は男性の役目。女性は接待。これもいまでは葬祭場がやるので女性の仕事がない。家でやる葬式も昔は手伝ったが今では葬祭場なので楽。帳場に関しては昨年他県の帳場を手伝った。途中から喪主の会社の人が来てお手伝い。女性だった。ソフトで感じがよかった。なぜ当地では無粋な男性にこだわるのだろう。

 大学受験に向かう3日前、実家の組で不幸が出来た。順番で私の家が床取。親父が4年ほど前に亡くなり、隣組の方には大変お世話になった。組長が順番なので申し訳ないがといって来た。兄たちは東京。実家には私と母だけ。私が出た。ちょうど3人の男が集まり、墓掘り。個人の遺言で土葬とのこと。火葬だと穴は小さいが、、、寝棺の掘り方を教わったっけ。他の男性は墓掘り経験者。いろんな話をしてくれた。

 葬式が続いた家での墓掘り。まだ土にかえってない仏様を申し分けないがということにしてその上から穴を掘ったとか。またある家ではその昔故人が酒好きということで一升瓶を抱かして葬ったとのこと。墓掘りのとき、一升瓶だけ残っており、それを手伝った者たちで飲んだが、自分は飲めなかった話。

 また当家から酒、食事がお墓の我々に届けられた。食べきれないほど持ってきたので、男性が注意していたなあ。持ち帰ることが出来ないので、量を考えろと、、、、

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です