中華丼の味
- 2015年06月23日
- ごじゃっぺ高座
中華丼は好きだが、今はダイエットのために食堂に入っても食べない様にしている。先ごろ、昼を食べに中華食堂へいった。西那須野町にある「南チロウ」店の名前は知っているが、漢字が思い出せない。たまに行く店。ランチを頼むのだが、あいにくの日曜日。ランチはないということで、一品料理にした。そこで注文したのが中華丼。久しぶりだなあ。その味に驚いた。学生時代に食べた中華丼と同じ味だ。この味と同じ食堂が黒羽にもあり、そこの店も思い出した。
歯科大学へは6年通う。まあ、簡単に6年というが、今はどうかしらないが、私たちの時代はけっこう留年が多く、1年から無傷に6年に進級するのはクラスのうち、何名だろう。私はずっと低空飛行。よく進級したもんだ。でもそれで卒業し、国家試験ともなるとかなりの確率で合格する。ところが今の時代、進級も厳しく、やっと卒業できても、国家試験で落とされる。気の毒だなあ。もし自分が今の時代の学生だったらと思うとゾッとする。このことは私と共に学生時代を過ごした出来の悪い連中と話しても同じ意見。
さて、他の歯科大学は知らないが、当時の母校では最初の2年は市川で勉強をする。教養課程というのかしら。当時は進学過程と言っていた。歯科とはまったく関係のないことを教わる。何だか高校の延長だよ。それで遊び癖がついて、ここで留年した同級生が何人かいたっけ。その進学過程の前に中華食堂があり、そこの中華丼が美味しかった。よく食べに行った。同窓会等で先輩後輩とあうと、生業の話は野暮の骨頂で、学生時代の思い出話。その一つが大学前にあった中華食堂。名前はたしか「コーラン」って言ったっけ。けっこうその味を覚えている同窓がいる。拙宅の近所の食堂の中華丼もおいしい。でも味が違うんだなあ。独特な調味料を使っているのかな。その大学前の店だが、先ごろ行ったら無くなっていた。大学自体も移転し、残った跡地には付属の総合病院が移転してきたし、学生は居ないし、、、最初の2年間を過ごした場所だが、まったく地形が変わってしまい思い出せなかった。40年前の話。
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