ごじゃっぺ高座 ごじゃっぺミーハー巡り
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待合室の手拭い   三遊亭圓楽


 当代の圓楽である。笑点でお馴染み、元楽太郎。

 在京時代、下宿の近所の神楽坂毘沙門の地下書院で行われた創作落語会で初めてナマを聴いた。40年近く前かしら、、、当時はまだ二つ目で、圓楽の弟子ですといったら会場内から笑いが漏れた。出し物は今でも覚えている。「酔っ払い」上手いなあと思った。

 それから笑点に抜擢されて活躍はご存知の通り。ただ売り出し当時、青山学院出身を鼻にかけ、利口を売りにして、どうも芸能界仲間からも顰蹙を買っていた時期があった。そのとき、「落語」もう一つ「落語界」という季刊誌があり、その中で芸能人の対談でも同じようなことを言っていた。しかし、それにもめげず、ずっとそのスタイルを貫いたら、それが当たり前になり、腹黒の楽さんに固定してしまった。

 協会が違うので、都内の寄席には出ていない。なのであまり接点はないなあ。古い話だが、寄席文字の橘左近が「噺家系図」という本を上梓した。その出版記念パーティが有楽町の電気ビルで行われ、出席した。草々たるメンバーが出席。古今亭志ん朝、古今亭円菊、各寄席のお席亭、、、志ん朝を間近でみて感激し、他の有名な出席者の名前を忘れてしまった。その中に、当時の「楽太郎」がいた。その二日前、那須町町民会館で「木久蔵・楽太郎二人会」が行われ、聴いてきたばかり。楽太郎のほうが勢いがあり、面白かった。そんな話をパーティで会ったとき、楽太郎に話したら喜んでいたっけ。

 そのパーティの司会が今は亡き古今亭右朝。寄席文字橘流家元橘右近の弟子で、その後志ん朝に入門した落語家。私も寄席文字を習っていたので、当時橘右近の弟子でもある右朝を覚えている。もう一人の弟子が橘右橘。今は三遊亭小遊三等が所属している大有企画の社長。右橘もよく知っている。寄席文字を指導してもらった。

 もう一つ古い話だが「ウチ来る」とかいう日曜日の昼にやっている番組でゲストが三遊亭楽太郎だった。母校落研訪問で青山学院落語研究会のOBたちが集まった。そこに橘右橘もいた。即席の大喜利をやった。それをモニターで見ていた楽太郎が「素人はつまらん」と言っていた。そりゃそうだ。笑点は台本があるもん。ハプニングで師匠の圓楽が登場した。楽太郎もびっくりして泣いちゃったっけ。師弟愛をいうものはそういうもんか。

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