「待合室シアター」 男はつらいよ 寅次郎恋愛塾
- 2012年05月29日
- お知らせ
昭和60年8月3日公開 マドンナ 樋口加南子
五島列島で出会った薄幸の美人と、堅物青年との恋の橋渡し。寅さんの手ほどきを受けるが、、、
マドンナの樋口可南子がいい。設定はカトリック信者。甥っ子の満男が帝釈天を案内したら、私はカトリックだから参拝しないと言った。そういう演出は引っかかる。私ごとで恐縮だが、親族の新盆のとき、どこの教会なのか忘れたが、フランス人のシアター(そういう表現でいいのかしら)がお線香を挙げに来た。そして流ちょうな日本語でしゃべり、お茶を飲んで帰って行った。その場面を見て、いいなあと思った。他人の宗教も尊重しないと、、、
寅さんが柴又駅でマドンナが帰る時、同じアパートの堅物青年が惚れているぞとからかうシーン。その時の倍賞千恵子の顔がいい。樋口可南子がいいなあ。堅物青年を自分の部屋に呼んで、勇気を出してボソボソッと話す。でも青年は酔っぱらって寝てしまう、、、最後に振られたと思った堅物青年(平田満)が自殺するらしいと連絡が入り、皆で山へ探しに行く。リフトにのって探すというシーン。最後はドタバタになってしまった。少々残念。
5月29日~6月11日まで待合室で放映中
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