落語披露
- 2011年12月04日
- ごじゃっぺ高座
昨日の土曜日は喜連川温泉で、ある研修会での記念講演。今年は私の落語になった。学生時代から何度もやっている「宮戸川」。やるたびにヘタになっていくのがわかる。主催者がやり方などを聞いて、うまく会場設定をしてくれたおかげでやりやすかった。また150名近くのお客様にも聴く雰囲気を作ってくれたので、感謝感謝である。あとは私がうまく演じればいいのだが、、、。
やりやすい会場とやりにくい会場がある。これはプロの落語家でも私みたいな素人でも同じである。最初から宴会の席ではやりにくい。以前、敬老会の余興で主催者がまったく落語のことを理解してくれなくて、逆に落語というものは酒を飲みながら聴くもんじゃないかといわれたことがあった。私も弱い立場なので逆らえなかった。でもひとつ条件を出した。乾杯の前に出来ないかと、、、主催者も渋々OK。
当日順番表を見て驚いた。地元子どもたちの踊り、乾杯、そして落語、逆だろう。何を聞いてたんだ。やっている最中に婦人会のおばさんたちがせわしく会場内で酒、肴の接待。誰も聴いていない。そのうちに酔っぱらった爺さんがいちいちチャチャを入れる。タイミングが良ければそれなりに受けるがヘタ。私も素人の悲しさで言い返せない。アドリブに弱いのだ。辛かった。
不思議なもので、同じところから次の年もオファがあった。その日は都合が悪いと断った。
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